結婚式ムービーで使用するBGMはフリー素材で節約しよう

2019/11/29

結婚式ムービーで使用する楽曲には、お気に入りのアーティストの音楽や、クラシックなどの名盤の利用を考えることでしょう。しかし、利用するには著作権や著作隣接権といった問題をクリアしなければならないので、費用が掛かります。BGMはフリー素材で節約する方法についてご紹介します。

BGMの著作権問題には気を付けて

結婚式場や披露宴会場で流す音楽には、著作権や著作隣接権という法律があり自由にプロのアーティストの楽曲を利用することはできません。ISUMという著作権や著作隣接権の手続きを代行してくれる企業に使用する楽曲の情報を提出し、使用料を支払う必要があります。

これが、思っている以上に高額になるため、数万円から10万円を超えるケースまで考えられるので、節約を考える新郎新婦にとってはネックにもなります。
そんな時に、BGMの著作権や著作隣接権に引っかからないフリー素材の利用も考えに入れることをオススメします。

フリー素材であれば、無料でムービー演出や会場の歓談中にもBGMとして利用しても著作権料を支払う必要性はありません。少しでも、費用を抑えたいカップルの方は、BGMまで気を配らないといけないということになります。

フリー素材の「料金フリー」と「ロイヤリティーフリー」

フリー素材の音源やイラストなどの素材を利用する際に、メリット・デメリットが存在します。フリー素材には「料金フリー」と「ロイヤリティーフリー」の2つがありますが、「フリー」の意味が異なるや、使用用途や使用方法についても制限があります。ですので、注意しなければいけない点も多くあります。

【料金フリー】
使用料金が無料の音楽素材のことを指し、楽曲の制作者への料金支払いがなく使用できるタイプになります。ただし、利用規約上では使用用途などに制限も多く、著作権も制作者が保持している場合が多いため、何も確認せず利用すればトラブルに発展するケースがあります。

【ロイヤリティフリー】
料金フリーの素材と同様に、著作権は制作者に帰属していることが多いのですが、利用者は素材を購入することで、素材の「使用権を有料で取得」したことになります。そうすることで、利用規約さえ遵守すれば、料金フリーの素材に比べて使用用途などの自由度もたかくなりますので、ムービー演出のBGMなどに安価で利用することが可能になります。