結婚式ムービー自主制作ならOK?著作権無知でトラブルに

 

結婚式ムービーを自主制作する新郎新婦の方の中には、著作権について無知でトラブルに繋がるケースがあります。知らぬ存ぜぬでは大人としては認められない、セルフ制作のムービーで起こる著作権に触れるトラブルについてお伝えします。

キャラクターの使用には気を付けよう

アニメやゲームきっかけで知り合い結婚式を挙げるカップルの中には、ムービー制作ならお手の物といった方がいますが、自作だからOKでしょと好きなアニメのキャラクターやゲームのキャラクターをムービーに無許可で使用するケースがあります。

結婚式場は特に問題にせず結婚式場で流し盛り上がり、友人がSNSやYouTubeなどでムービーを流しトラブルに発展するケースもあります。視聴した方の中には、著作権法違反だろ!や制作会社や制作者からの了承は得ているのか?といったコメントを度々上げて、炎上させるケースも考えられます。

実際は、キャラクター自体への著作権の適用はありません。しかし、商標登録されていると、そのキャラクターは法的に守られることになりますので、仮に訴えられた場合には損害賠償を請求されるなどのトラブルに発展することもあります。

また、注目を浴びたことで販売サイトを開き制作依頼を受注するなど、利益を上げれば訴えられる可能性も高まりますので注意しましょう。

著作権フリーの無料素材を有効活用

キャラクターの著作権などについて前項目でお伝えしましたが、その他にもムービーや歓談中のBGMで流す楽曲にも、著作権や著作隣接権などトラブルの火種があります。

セルフ制作で著作権の問題に引っかからず制作したい方は、無料素材を有効活用することです。テンプレートや音楽など著作権フリーのタイプを使用すれば、まず著作権に捉われずに済みます。また、制作時に分からないことをインターネットで調べて対応できれば、問題なく制作費用を節約して完成させられます。

しかし、結婚式当日までのすべての時間をムービー制作へと費やすことはできません。
仮に、クオリティーの低い作品を流せば、ゲストの盛り上がりにも影響することでしょう。ですので、テンプレートを使用しても制作にもたつくようであれば、プロの制作会社に依頼することをオススメします。

プロの制作会社に依頼することで、自分たちの結婚式のイメージに最もマッチしているテンプレートや音楽をチョイスして高いクオリティーの作品に仕上げてくれます。ただし、費用は掛かりますので、本格的に節約を目指す方は自主制作を試して、無理だと判断したら制作会社に依頼するといった方向転換出来るようにしておくことも重要なのです。

まとめ

結婚式ムービーを自主制作で行いキャラクターを利用する場合には、著作権や商標登録されていると、トラブルになるケースもあるので十分注意しましょう。
何がきっかけで損害賠償などのトラブルに発展するかわかりませんので、自主制作するかたは再三の注意を払って対応・制作しましょう。