結婚式ムービー制作で絶対に知らなきゃならない画面比率
結婚式ムービーを自主制作する新郎新婦は少なくはありません。簡単に制作できるツールも増えているため、予算を安く済ませるために取り入れられますが、初めて作る方が絶対にしならきゃならないルールの一つ画面比率があります。今回は、画面比率についてご説明します。
画面比率とは
画面比率(アスペクト比)とは、映画・テレビ・ネット動画などの映像表示における縦横比のことで、ワイド(16:9)とスタンダード(4:3)の2種類をムービー制作の基本として考えることが多いのです。
現在のテレビ放送の地上デジタルやBSなどは16:9比率で、横長の画面比率となっています。これに対して、アナログ放送時代のブラウン管テレビは正方形に近い形の4:3比率の画面表示で映像を制作していました。
結婚式場のモニターやプロジェクターに投影される画面比率も、ワイドもしくはスタンダードのどちらかになります。会場のデザインに合わせてスクリーンやプロジェクターを設置していることもあり、ワイドへと変更するのにもコストや時間が掛かるため、未だにスタンダードの投影しか行えない披露宴会場があります。
そのため、結婚式ムービーを自主制作だけでなく制作会社へ依頼する場合に、会場のスクリーンサイズを事前に確認して、会場の画面比率に合わせて制作しなければいけません。
無料動画制作ソフトのメリット・デメリット
パソコンは一家に一台あるような時代になり、iPhoneやスマートフォンは一人一台といった現代社会において、新郎新婦が所有するパソコンやスマホで簡単に自分でムービーを作れる環境も整っています。そして無料アプリや無料ソフトも多くあり、予算を掛けずに制作できるといった情報もネットには載っています。
結婚式での出費は、今までの生活では支払った事のない金額を請求されることも少なくはありません。それこそ、自分たちでムービー演出を作れば、少しでも節約もできるので、新郎新婦自身が制作することも可能な時代です。
ただし、実際に結婚式会場で流す映像を作るとなると、画面比率やセーフティーゾーンにISUMへの申請など時間のない中で完成させるのは難しくもあります。だからこそ、プロの制作会社に依頼する新郎新婦も少なくはありません。予算が少なくてもプロのクオリティーによるコンテンツを利用することはオススメします。
まとめ
結婚式場のモニターやプロジェクターに投影させる画面比率についてご説明しました。自主制作で結婚式ムービーを制作する方は、必ずプランナーさんに動画制作の注意点についての確認が必要です。せっかく作った映像が流せなかったなどのトラブルにつながらないように気を付けましょう。