ディズニーコンセプトの結婚式ムービーは業者依頼がオススメ

 

ディズニーの煌びやかな世界観は、華やかなブライダルにはピッタリ。著作権に厳しいディズニーをオープニングムービーやプロフィールムービーなどの結婚式ムービーに起用するのであれば、自主製作ではなく業者への依頼がオススメですよ。

著作権に厳しいディズニー社

結婚式ムービーでは、「君の名は」や「ミニオン」などの映画やアニメを取り入れて可愛く印象に残る映像を作りたいと考える方も多いですが、使用するにあたり不安になってしまうのが著作権などの法律的問題です。
著作権法が世間的に認知度の低かった時代は、映画のワンシーンを使用し字幕を面白おかしく編集して無断で上映していたカップルもいましたが、もちろんこの行為も翻訳権・翻案権(作品編集権利)や著作隣接権。DVDにコピーすれば複製権の侵害に該当する可能性も考えられます。

特に気を付ける必要があるのが、著作権に最もシビアなディズニー社。
小学生たちが卒業記念として、プール底に描いたミッキーとミニーの絵をウォールド・ディズニー・プロダクションが、著作権侵害に当たるとして削除依頼を求めたのは有名な話ですよね。
SNSで投稿されるオリジナルの絵やメルカリで出品されるハンドメイド作品など、ディズニーキャラクターをモデルにした作品たちは削除されるのが始末。

プーさんの著作権期限が切れたといっても原作の話であり、オールドミッキーの著作権も終わると言われていても、著作権延長法(ミッキーマウス保護法)が適用されるかもしれないなど、法律は少し複雑ですよね。そのため、ウエディングムービーを自作でディズニーキャラクターやディズニーミュージックを使用するときには、パブリックドメイン作品であるかなどは、しっかりと調べなくてはいけません。

ディズニー風ムービーの制作会社に要注意

楽天からも気軽に作成依頼ができる人気のAcube(エーキューブ)は、ディズニー公認で信頼できる会社ではありますが、ディズニー風を謳っているムービー制作会社には注意が必要な場合があります。ブライダル費用を抑えたいカップルの中では、安く制作してくれるディズニー風制作サービスを利用することが多いでしょう。

ミッキーはシルエットのみの使用や、ミッキー主体の写真はSNS投稿を実は控えた方が良いと言われているくらい著作権にはシビア。ディズニー風で顧客獲得をしている制作会社は、グレーゾーンなんてことも考えられます。もちろん、著作権についてしっかりと調べテンプレートを作成している会社もあります。しかし、ディズニー側も全てを取り締まることができず、使用者もバレなくては良いという考えが生まれ利用する人や、著作権に問題ないという言葉を鵜呑みにして依頼してしまう人も少なくありません。

完成した結婚式ムービーが上映できるものなのかは、プランナーさんにより判断されます。そのため、写真選定やムービーのテンプレートで不安なところがある場合は、プランナーさんに相談しながら進めていくと安心ですよ。

まとめ

YouTubeでも、ご自由にお使いくださいとディズニーパロディのテンプレートがアップされていることもあり、個人作成にはありがたい話です。ですが、著作権の申請を行っているとプランナーさんに嘘を言ってもすぐにバレてしまいます。ですので、著作権に厳しいディズニーをベースにウエディングムービーを作りたい時には、制作業者へ依頼するのがオススメ。安心をお金で買うと思えば安いものなのではないでしょうか。