結婚式のプロフィールムービーなどの映像のベストな尺とは

   2019/07/17

結婚式・披露宴や二次会で上映されるプロフィールムービーなどを流す時間の尺も大切なポイントになります。長過ぎても短過ぎても問題があります。今回は、映像演出のベストな尺についてお伝えします。

映像よりも本人を見たい

映像系の演出は手が込んでいるが故に、前撮り写真や友人との思い出の写真など、どうしても見せたがってしまう傾向があります。ゲストは映画館でスライドショーを見に来ているわけではありません。リアルな二人をお祝いに来ているのです。

あまりにも長いオープニングムービーの煽りや、1歳~3歳ごとに紹介されるプロフィールムービーの経歴紹介はゲストも飽きてしまいます。確かに、伝えたい・見てもらいたい気持ちも分かりますが、コンパクトにまとめることが大切。

映像のベストな尺

【オープニングムービー】
結婚式のスタートを告げるオープニングムービーは、ゲストの期待感を盛り上げる演出となります。そのため、2分半から長くても4分程度に収めるのが良いとされています。
5分以上になれば、まだ登場しないの?なんて会場の雰囲気にもなるので、注意が必要です。
使用する写真枚数も10枚程度で問題ありません。

【プロフィールムービー】
2人の生い立ちを紹介するムービーになるので、尺は長くなるのは仕方がないのですが、5分から6分程度がちょうどゲストが魅入ることができる長さになります。10分越えの超大作にしないようにしましょうね。自分の目の位置より高いモニターを子供やお年寄りがずっと見ると考えれば、長すぎては疲れ飽きてしまうので注意しましょう。
ちょうどいい写真枚数は30枚から40枚前後ですが、文章を多めに差し込む場合は写真の枚数を減らすなど視覚的に情報を多く処理しなければならない状況は控えましょう。

【エンドロール】
結婚式の最後に感謝の言葉と共に上映されるエンドロールムービーは、70名前後のゲスト数であれば5分程度の映像で十分収まります。このエンドロールムービーはゲストや親族の名前に間違いがないか必ず確認しましょう。写真枚数も20枚から40枚程度。友人と写っている写真を使って問題ないので、旅行の写真や会社での飲み会の写真など思い出をふんだんに取り入れましょう。

まとめ

結婚式のムービー演出の尺はとても大切で長ければ間延びしやすく、次の演目への感動をつなぐことが出来ずゲストが料理に集中してしまったり雑談を始めてしまうなど、相手の注意を引き続ける構成にも気を使うことです。見せたがりの映像ではなく、感動する時間を作り出すようにしましょう。