ゲストと共に盛り上がるプロフィールムービー制作のコツ
新郎新婦の人生を語る生い立ちムービーは、写真紹介とコメントがメインの映像となるので、構成やデザインなど配慮しなければゲストが退屈な時間を過ごすことになってしまいます。盛り上がるプロフィールムービー制作のコツについてみていきましょう。
面白い映像でゲストを注目
プロフィールムービーは新郎新婦を知ってもらうための映像なので、あえて派手にする必要はありませんが、写真とコメントをただ眺めている映像では、ゲストが飽きてしまうこともあります。ゲストが楽しめるような工夫も、結婚式では大切なことです。
新郎新婦共にアニメ好きであればアニメのパロディ風。思い出深い映画作品があればストーリー仕立てで映画風に仕上げるのもよいでしょう。ただし、パロディではなく、映像をそのまま使用しアテレコするなどは著作権侵害に当たり、プランナーからも上映の許可が下りないので注意しましょう。
人生を辿るという点では、人生ゲームのように生い立ちを紹介していくのも面白いですし、アルバム風にページをめくりながらゲストが自然と見ていられる映像も人気です。シンプルな映像でも手書き風で暖かみある雰囲気に仕上げ、タイポグラフでカッコよく演出することも可能ですので、ブライダルコンセプトに合った映像を作り上げましょう。
ゲストの「キモチ」を盛り上げるムービー
小さな自分を育て上げた両親、青春を共に過ごした友人、仕事でサポートをしてくれた上司。人生の中で関わりを持つ人はたくさんいます。
生い立ちムービーでは新郎新婦のヒストリーを紹介していくものですが、友人や先輩に兄弟たちが写っている思い出の写真を使うことで、ゲストも懐かしみ気持ちが高ぶり盛り上がるムービーに仕上がります。
当日写真と共に感謝のメッセージを特定のゲストにあてたコメントを流す場合には、相手が披露宴に参加するのか事前に確認する必要があります。
招待状返信期日はだいたい式の1カ月前。招待状で返事を待ってからムービーを自作したり、制作業者へ依頼したりというのは遅すぎてしまいますので、ムービーの作り始める前に直接連絡をして出欠の確認をとるようにしましょう。
まとめ
オープニングムービーやサプライズムービーでは、全面的に華やかに仕上げる演出は問題ありませんが、プロフィールムービーでは、演出が華やかすぎて二人の写真や大切な思い出エピソードの印象が薄れてしまわないように注意しましょう。
また、年配の方が出席する披露宴や二次会ではオシャレよりも分かりやすさを重点においたプロフィールムービーの方が盛り上がったりもしますので、出席するゲスト目線で構成やデザインは考えていきましょう。