結婚式ムービーを自主制作する時の画面サイズなどの注意点

2019/09/10

結婚式ムービーに費用を掛けたくない。こういった思いを抱く新郎新婦は少なくはないはずです。結婚式場で契約するムービー系の費用は10万円近くするので、自主制作の方が安上がりだと考えても不思議ではありません。しかし、自主制作する際の画面サイズなどの注意点は必ず知っておきましょう。

絶対失敗できないムービー制作

結婚式当日に、会場のDVDプレイヤーで映像をモニターやプロジェクターに投影しようとした際に、サイズが違うや再生自体が出来ないといったトラブルが自主制作では起こり得るのです。

初めてパソコンでムービー制作を行う方は、知らないでは済まされない基本的な知識についてご説明します。式場へ結婚式ムービーを持ち込む場合にルールがあります。

【画面サイズ】
結婚式場によって、モニターのサイズも違うため、画面サイズを間違えてしまうと、映像が歪んでしまうやフル画面で上映できない場合があります。
現在のTVサイズは16:9というワイド画面ですが、4:3というブラウン管のテレビの画面サイズを採用している式場もまだあります。契約を交わした結婚式場のプランナーさんにしっかりと画面サイズの確認を行い、自主制作の際には画面サイズを合わせて作り上げましょう。また、セーフティゾーンに画像やコメントを収めることも大切です。

【ISUMへ申請】
結婚式ムービーを制作する際にバックグラウンドで流す音楽にも著作権・著作隣接権が存在し、音楽著作権申請をしていないDVDは上映しない式場も年々増えています。この著作権申請をする場合は、個人では行えないため、結婚式場や業者へ依頼する必要がありますので、動画に音楽をのせる場合は気を付けましょう。申請していない場合は、制作したムービーが流せないこともあります。

【データDVDで納品】
特に初心者の方が陥るミスがデータDVDで納品してしまい、式場のDVDプレーヤーで再生ができないといったトラブルです。
編集が終わって映像データ（.mp4・.mov・.wmv）を保存し、そのままDVDに焼き込んでもDVDプレーヤーでは映像が再生できません。映像ファイルDVDプレーヤーで再生できる形式に変換するオーサリングという作業をする必要があります。