プロフィールムービーのゲストを引き込む定番構成とポイント
新郎新婦のヒストリーを紹介するプロフィールムービー(生い立ちムービー)は、派手にする必要がなく、スライドショーで自作するのも簡単な映像の一つ。定番の構成とポイントを押さえて披露宴参加ゲストの印象残る動画に仕上げていきましょう。
プロフィールムービーの基本構成
オープニングムービーやエンディングムービーといった結婚式ムービーでは、自身の好みのキャラクターを起用したり、デザインをカスタマイズしたりと、自由にプロデュースすることができます。ですが、時間配分や構成といった基本的なバランスが悪くなることで、ゲストの記憶に残らない退屈なムービーに仕上がってしまいます。
自身とパートナーのことを知ってもらう大切なプロフィールムービーでも、基本的な構成に沿って動画作成を進めていくのがオススメです。
●オープニング
これから再生されるムービーがどういったものか明確にするために、最初は「Cherished memories(大切な思い出)」「History movie(生い立ちムービー)」などでオープニングをスタートさせます。また、流れが崩れないようであれば簡単なあいさつ文を挿し込みましょう。
●生い立ち紹介~就職
1シーン同時進行で新郎新婦の生い立ちを紹介するケースもありますが、個々を丁寧に紹介したいという方は新郎パートと新婦パートを別々に設けるのがオススメ。
幼少期の性格や学生・社会人時代の思い出といったエピソードコメントは、長くなり文字が小さくならないように抜粋し、20文字程度の文字数で2行に収まるようにしましょう。また、親しい友人だけが参加する二次会であれば問題ありませんが、両親が顔をそろえる披露宴では内輪ネタや言葉遣いにも配慮しておくのがベターです。
●二人の出会い~婚約
2人が出会い結婚するまでも、たくさんの軌跡が存在します。個人パートのように出会いから結婚式を挙げるまで、辿った道筋に沿って紹介していきましょう。
出会った時に互いの印象や告白の思い出。初デートに今では笑ってしまうようなくだらないケンカなど、絆が深まり結婚という新たなスタートを切ることができた二人が今ここにいるということを伝えていきましょう。はっきりとしたプロポーズをしていない新郎はあえてプロフィールムービーでそのことをコメントに残し、後に花嫁のサプライズムービーとしてプロポーズをするのも盛り上がりますよ。
●エンディング
そのまま何もなく映像が終了すると、締まりが悪くゲストも困惑してしまいます。プロフィールムービーでもエンディングを設けるのはスタンダード。
タイトルと同様に「Thank you for everything(どうもありがとう)」「Thank you for coming today(来てくれてありがとう)」と結びの言葉を入れるのもよいですし、「皆様に支えられ素敵な結婚式を迎えられ、幸せな思い出がまた一つ増えました」と家族や友人への感謝のメッセージを残すのも人気です。
まとめ
プロフィールムービーでは、生まれてから今日までを順々に辿り物語を見ているように自然に入り込める時系列構成がポイントです。好きなアニメや映画をモチーフにするのもよいですが、パロディのインパクトが強すぎて写真が記憶に残らない映像に仕上がってしまうや、結婚式のコンセプトや流れを崩してしまわぬように注意しましょう。