結婚披露宴で流すBGMは著作権が!ISUMの価格に唖然

 

結婚披露宴に欠かすことが出来ないBGMには著作権や著作隣接権が発生します。そして、その著作権や著作隣接権に対応してくれるのがISUMという団体です。しかしながら、結婚式で使う楽曲が多ければ多いほど価格も高くなり見積もりを見て唖然とする新郎新婦も多くいます。

ISUMに頼らない楽曲選び

結婚披露宴では無許可でアーティストの楽曲を使用する事が当然であった時代から変わり、ISUMは日本・海外のアーティスト・作詞作曲者・レーベルなどの音源の著作権・著作隣接権を守る団体です。そのため、入場曲や動画にBGMを差し込んでいれば著作権が発生するケースになります。

人気アーティストや新郎新婦が好きなアーティストの楽曲を編集・複製することがあれば、ISUMへ申請依頼する必要性があります。しかし、見積りを見て唖然とする新郎新婦も多く、使用料金は10万円を超える高額な請求になるケースがあります。

また、2017年末に日本ロックバンドのGLAYは、楽曲の著作隣接権の徴収を行わないといった発表をしましたが、著作権は徴収されるので完全無料と言うわけではありません。

やはり節約して結婚式を挙げるカップルにとってはISUMへの申請が必要のない方法を選びたいですよね。そんな時は、まず著作権フリーの楽曲を無料素材サイトなどから利用するのが一番の節約になります。

アーティストの楽曲を使う場合

著作権フリーの楽曲の中で気に入った素材がない場合に、やはりアーティスト音楽を流したいと考える新郎新婦もいらっしゃいます。
そういった場合は、市販されているCDを購入しましょう。

著作権・著作隣接権は、複製・コピーした物に適用されるため市販されているCDを購入して流す場合にはISUMへの申請は不要となります。
BOOKOFFなどの中古販売されているCDを利用する場合も申請の必要はありません。

ただし、ネットでダウンロードした楽曲をCD-Rへ焼き込むや、レンタル商品に関しては個人で鑑賞するものという観点から、著作権・著作隣接権が適応されるため持ち込んでも再生することをNGとされる可能性もありますので注意しましょう。

結婚式当日に音楽が使えないとなれば、かなり殺風景な状況にもなりかねませんので、CDは必ず購入して持ち込むようにすることをオススメします。

まとめ

ISUMへ申請するよりも、アーティストのCDを持ち込みむことで節約することも可能です。
購入したCDを式場へ持ち込み、このCDの何曲目の音楽をこのシーンで流して欲しいといったリストを提出することで対応してくれます。
またCDすら購入したくないといった方は、無料素材からベストマッチな楽曲を選曲しましょう。