写真がすくない場合でも感動を与えられる結婚式ムービー

 

新郎新婦の生い立ちを伝えるプロフィールムービーなど、様々なシーンで演出を盛り上げる結婚式ムービーも、写真がすくない新郎新婦はいらっしゃいます。そんな場合も、感動を与えられるムービー制作についてお伝えします。

結婚式ムービーの演出

新郎新婦に所縁あるゲストが参列します。
そんなゲストを楽しみ感動させる結婚式にするためには、距離感が大切になります。
涙を流すほどの感動を与える空間を作り出すためには何が必要なのか知っていますか?

新婦の友人は、新郎のことを結婚式で見るまでは何も情報はないので、新婦におめでとうといった感情は芽生えても、新郎に対しては感じのいい人だななど、他の初対面の人に抱く感情しか生まれません。

披露宴の最初にプロフィールムービーなどの演出を出し、感動のメッセージが流れたとしても、感情移入するまでの感動はありません。そのため、演出を上手に使いこなす必要性があるのです。

知ってもらうことの大切さ

結婚式でウェディングベールを纏い、神聖なバージンロードを歩く新婦の姿。
披露宴では、友人や恩師のスピーチで涙ぐみ、歓談では、ゲストと満面の笑みで会話する姿など、多くの方の注目の的となり、二人の印象をゲストが汲み取る事にもなります。多くの時間を共有したことにより、知らない新郎・新婦ではなく心の距離が縮まった関係性が生まれます。

披露宴の終盤で上映されるプロフィールムービーに流れるエピソードやメッセージが、ゲストの心に伝わり共感を与えることにもなります。また、写真の枚数が少ないとしても、文章をしっかりと呼んでもらうといった視覚効果は印象にも強く残り、写真をあまり持っていないカップルだとしても、感動する空間を作ることは可能です。

ゲストが涙する最高の瞬間は、新婦のご両親へ宛てた手紙。
その演出を感動的な最高潮にする為にも、2人の生い立ちを伝え、ゲストと新婦の距離を縮めることが大切なのです。
距離が縮まった段階で、新婦が涙ながらに手紙を朗読されてしまっては、ゲストも感情が強く入り涙を誘う状況にもなることでしょう。

まとめ

結婚式ではゲストをもてなし祝ってもらいます。新郎新婦にとっては、ゲストに有意義な時間と感じてもらいたいものです。
そのため、さまざまな演出をするタイミングがとても重要なポイントになります。プロフィールムービーも、タイミングが早ければ2人の人間を知ってもらう紹介映像になりますが、新郎新婦の心の距離が縮まったタイミングで上映されれば、感動を与えられる演出に変わります。結婚式・披露宴・二次会の構成もしっかりと考えて作り込むことが重要になるのです。